【労災時に絶対すべきこと】会社に報告して、その日のうちに病院に行く
職場で労災事故にあったとき、みなさんに絶対にやってもらいたいことがあります。
それは、
1.ケガをしたことを会社に報告すること(証拠も残してください)
2.その日のうちに病院に行くこと
の二つです。
〇「軽いケガ」だと甘く見ないでください
ケガをした時には大したことないと思ったケガが、後から悪化して、大変なことになることが良くあります。悪い場合は後遺障害が残り、一生苦労することもしばしばです。
そうした場合に、労災保険給付が受けられなかったり、会社から損害賠償を受けられなかったりすること(数千万円にもなることもよくあります)は、一生を左右する大問題です。
〇会社への報告や病院への通院がないと労災が認められないことがあります
労災事故にあった際、会社にケガの事実を伝えていなければ、会社はケガがどこで起きたのか認識しようがなく、被災者が労働災害であるということが立証するのが難しくなります。
そうするとそもそも労働災害であると認められず、労災認定も受けられません。
また、病院にすぐ行かずに無理をして働いてケガが悪化した場合、ケガをした当初のの様子が証拠に残らず、長期にわたり病院に行かなければケガの悪化の責任が労働者にあることにされてしまうことになる可能性があります。