11/23(土・祝)に高齢者労災ホットラインを実施します!
勤労感謝の日にあたる11月23日(土・祝)、労災ユニオン(総合サポートユニオン)は、高齢者労災の無料相談ホットラインを開催します。
高齢労働者による労災事故が相次いでいます。厚労省の統計(2023年)によれば、65歳以上の労働者(648万人)は、雇用者全体(6076万人)に占める割合が約10.7%であるのに対して、労災による死傷者数(休業4日以上)は13万5371人中2万3470人と、65歳以上が17.3%を占めています。労働者全体が労災に遭う確率に対して、65歳以上の労働者が労災に遭う確率は約1.6倍になります。
11月6日には、厚生労働省の労働政策審議会の分科会において、高齢者に配慮した作業環境の整備を企業の「努力義務」とする方向が大筋で合意されました。2025年の通常国会で、労働安全衛生法の改正案を提出する予定とされています。
しかし、高齢労災の実態はまだ十分に把握されていません。労災を泣き寝入りしたり、企業の労災隠しにあったりして、労災保険の申請や労働者死傷病報告書を提出できていないケースが多いと考えられます。
今回の労働相談ホットラインでは、高齢の労働者の労災に関わる問題について専門のスタッフが相談を無料でお受けいたします。
秘密は厳守いたしますので、ご安心ください。
労災にあったけれど、労災保険を使わせてもらえない
労災がきっかけで解雇にあった
高齢にもかかわらず危険で過剰な仕事を負担させられている
労災で受けた損害を賠償させたい
などなど、どのようなご相談でも結構です。
お気軽にお電話ください。